スタッフブログ
腰痛が病院や他院で変わらないとき、どこをみているのか?
☑ 病院でレントゲンを撮ったけれど、「骨には異常なし」と言われた
☑ 整骨院や整体に何回か通ったけれど、腰痛があまり変わらなかった
☑ 痛いところをもんでもらっても。すぐ戻ってしまう
☑ 次はどこに行けばいいのか、わからなくなっている
こういったことでお悩みの方に、読んでいただきたい記事です。
こんにちは。
岡山市南区で開業しております、はーと整骨院の江本です。
腰痛で、病院や整骨院に通っても変わらないと不安になりますよね。
「自分の腰は、もう良くならないのかな」と感じている方もいるかもしれません。
この記事では、腰痛の方が来られたときに、当院が身体のどこを、どんな順番で見ているのかをお伝えします。
キーワードは「痛い場所と、原因の場所が離れていることがある」です。
- 変わらなかったのは、あなたのせいではありません

まずお伝えしたいのは、腰痛が変わらなかったのは、あなたのせいではないということです。
通う努力をされてきたこと自体、大変なことだったと思います。
そして、これまでに通った病院や整骨院が悪かった!という話でもありません。
病院では、骨折や神経の病気など、見逃してはいけない病気がないかを調べてくれます。
レントゲンで分かるのは、主に骨折がないか、がんのような影がないか、といったことです。
「骨に異常がない」と分かったことは、大切な一歩です。
一方で、レントゲンは骨の異常を写すもので、筋肉の固さや、関節の動き方までは写りません。
私たちのような施術者は、そうした「動きの中の問題」を手と目で確かめていきます。
それぞれに役割があると私は考えています。
- 痛い場所と原因が離れていることがある
腰痛というと、腰そのものに原因があると思いますよね。
もちろん、そういう場合もあります。
ただ、施術の現場では、痛みが出ている場所と、負担を生んでいる場所が別のことがよくあると感じています。
例えば、職場で一人がお休みしたとします。
その人の仕事を、隣の席の同僚が肩代わりしました。
しばらくすると、いつもより疲れてしまうのは、その同僚のほうです。
体でも、似たことが起きていると私は考えています。
- どこかの関節の動きが悪くなる
- ↓
- どこかの筋肉が代わりに頑張りつづけ、疲れてうまく力を出せなくなる
- ↓
- その分、腰がかばって働きすぎる
- ↓
- 働きすぎた腰に、痛みが出る
この場合、疲れている腰(隣の同僚)だけを揉んでも、また同じことが起こりやすいのです。
お休みしている人(本当の原因)に、仕事に戻ってもらう必要があります。
痛いところを揉むと、その場は楽になる。
でも、すぐ戻ってしまう。
そう感じている方は、原因が別の場所にあるのかもしれません。
- 施術者が見ているところ
では実際に、私が腰痛の方のどこを見ているのか。
ここでは、当院での流れにそってご紹介します。
1. お話から:どんなときに痛むか
最初に、じっくりお話をうかがいます。
これを問診(もんしん)といいます。
- ・どんな動きで痛むか(前にかがむ、荷物を持つ、起き上がる、走る など)
- ・いつから痛いか。きっかけはあったか
- ・これまでに、どこで、どんなことをしてきたか
- ・痛みのせいで、何ができなくて困っているか
「どの動きで痛いか」は、とても大きな手がかりです。
前にかがむと痛いのか、反らすと痛いのか。
それだけでも、負担がかかっている場所の見当がついてきます。
そして、「何ができなくて困っているか」も必ずお聞きしています。
2. 立ち姿:左右の高さやねじれの差
次に、立っている姿を前や後ろから見ます。
ここで見ているのは、主に左右の差です。
まずは、左右の高さをくらべます。
- ・骨盤の高さ
- ・肩の高さ
- ・耳の高さ
下から順に見ていくと、体のどこで傾きが生まれているのか、見当がつきやすくなります。
次に、ねじれや、ずれの差を見ます。
- ・骨盤が左右どちらかに回っていないか(ねじれていないか)
- ・骨盤や頭が、体の真ん中より左右どちらかにずれていないか
- ・左右の肩の、前への入り具合に差がないか
肩が前に入り込んだ状態は、巻き肩(まきがた)とも呼ばれます。
腰痛とは関係なさそうに見えますが、上半身の傾きは腰の負担にもつながると考えています。
腰が痛い側と、骨盤がずれている側が重なっていることもあります。
立ち姿は、体の「くせ」が出やすいところです。
3. 動き:片足立ちや、かがむ動き
立ち姿のように止まっている姿だけでは、わからないこともあります。
そこで、実際に体を動かしてもらいます。
なかでも私がよく見ているのが、片足立ちです。
歩くとき、人は左右の足で交互に片足立ちをしています。
片足立ちでふらつく側があると、歩くたびにその側の腰に負担がかかりやすい、と考えています。
片足で立ったとき、骨盤を水平に保ってくれているのが、お尻の横にある中臀筋(ちゅうでんきん)です。
片足立ちでふらつく側は、この筋肉がうまく力を出せていないことがあります。
4. 検査:関節の動きと、筋肉の力
最後に、手で触れながら検査をしていきます。
- 骨盤の後ろにある仙腸関節(せんちょうかんせつ)が、しっかり動いているか
- お尻や太もも、お腹の奥の筋肉が、きちんと力を出せているか
- 筋肉が縮こまって、硬くなっていないか
仙腸関節とは、骨盤の真ん中の骨(仙骨)と、左右の骨をつなぐ関節です。
動く範囲は小さいのですが、地面から伝わった力と上半身の重さを受け止める大事な場所です。
痛いのは左の腰なのに、右の骨盤の動きが悪い。
そんなふうに、反対側に手がかりが見つかることもあります。
- 見つけたことから「仮説」を立て、体の変化で確かめる
お話、立ち姿、動き、検査。
この4つで見つけたことをつなぎ合わせて、「この腰痛は、ここが関係していそうだ」と考えます。
私はこれを、仮説と呼んでいます。
診断のように決めつけるのではなく、あくまで「いちばん可能性が高い見立て」です。
仮説を立てたら、それにそって施術をします。
そして、施術の前とあとで、体の変化を確かめます。
- ・片足立ちのふらつきは変わったか
- ・関節の動きは変わったか
- ・次に来られたとき、日常の動きで何か変化はあったか
思うような身体の変化が見られないときは、仮説を見直します。
- 当院に施術に来られた方の例
ここで、実際に当院に来られた方の例を一つご紹介します。
なお、体の変化には個人差があります。
同じように変わることをお約束するものではありません。
⚪︎骨盤の横が痛く、走るのがつらかった女性

腰と、左の骨盤の横に痛みがある女性でした。
お子さんのスポーツのサポートで走るのが、痛みでつらいとのことでした。
夜、寝ていても痛みで目が覚めることがあったそうです。
整形外科ではレントゲンを撮り、その後は近くの整骨院にも何度か通われました。
それでも、なかなか変わらなかったそうです。
お話をうかがい、お身体の状態を見ていくと、左の片足立ちが不安定でした。
そこで私は、次のような仮説を立てました。
- ・左のお尻の筋肉が、うまく力を出せていない
- ・そのため、立ったり歩いたりするたびに、骨盤が左へずれている
- ・その結果、左側の腰や骨盤の横に負担がかかっている
痛いのは腰と骨盤の横です。
でも、私が注目したのは左のお尻の筋肉でした。
施術とあわせて、ご自宅では左のお尻のエクササイズをしていただきました。
週1回のペースで4回目の施術の前に、体の変化をお聞きしました。
すると、前の日にお子さんのスポーツのお手伝いをしたときのことを、こう話してくださいました。
「気づいたら走れていたんです!」
痛みの変化は、こうして日常の動きの中で、ふと気づくことがあります。
この方は、これから間隔を空けながら、経過を見ていく予定です。
- こんなときは、まず医療機関へ
このような症状があるときは、整骨院より先に医療機関で診てもらってください。
- 両足にしびれがある、力が入りにくい
- じっとしていても強い痛みがある
- 微熱が続いている、減量していないのに体重が減ってきている
- 尿や便が出にくい、もれる
夜中に痛みで目が覚めるときも、一度は医療機関で相談しておくと安心です。
当院でも、必要なときは医療機関の受診をおすすめしています。
- まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
- 病院や他院で変わらなかった腰痛は、痛い場所と原因の場所が離れていることがある
- 施術者は、お話・立ち姿・動き・検査の4つから、腰に負担をかけている場所を探している
- 見つけたことから仮説を立て、体の変化で確かめ、変わらなければ見直していく
「いろいろなところに通ったけれど、腰痛が変わらない」
「次はどこに相談すればいいのか、わからない」
そんな方も、まずは一度ご相談ください。
痛みの場所だけでなく、体全体を見ながら、一緒に改善に向けていきます。
お電話かLINEにて、お気軽にご連絡ください。
(岡山市、倉敷市、玉野市、早島町)
LINEは24時間受け付けております。
お問い合わせ|はーと整骨院(岡山市南区)
施術メニュー
症状別メニュー【肩・腕】
症状別メニュー【腰】
症状別メニュー【足】
症状別メニュー【スポーツ系】
交通事故施術メニュー
最新ブログ記事
- 2026年11月7日 腰痛が病院や他院で変わらないとき、どこをみているのか?
- 2026年7月19日 めまいの原因と当院での改善事例
- 2026年6月22日 女性に多い股関節の痛みと改善事例





